軟質ウレタンフォーム


軟質ウレタンフォームとは

軟質ウレタンフォームはポリオール、ポリイソシアネートを主成分として、
発泡剤、整泡剤、触媒などを混合して発泡したものです。
 ポリオールの構造により、ポリエステルフォームとポリエーテルフォームに分けられますが、
ポリウレタン樹脂を10〜60倍程度に発泡した連続気泡のセル構造を有します。
ポリエステルフォームは耐油性や引張強さなどの機械的強度に優れ、ポリエーテルフォームは弾性が高く、
クッション性に優れるなどの特徴を有します。
また、ポリオールの種類や発泡剤量を変化させて、
密度や硬さなどの一般物性を変化させることができ、
種々の特徴ある性能を付与することも可能な発泡体です。

柔軟で感触がよく、自動車座席シート、椅子やマットレスなどのクッション材として、
一般家庭におけるスポンジタワシなどとして幅広く使われています。また、圧縮により自由に変形し、
比較的簡単に裁断できるので、マイク風防や凹凸模様のプロファイル加工品など特殊形状に切り出すこともでき、
他の発泡プラスチックにはない特徴を有すると共に、幅広い用とで皆様に使われています。

軟質ウレタンフォームは熱硬化性樹脂の範疇に入るものですので、
熱可塑性樹脂に比べて耐熱性、耐寒性は優れており、−20℃〜80℃の範囲で使用可能です。
ウレタンフォームの種類によって異なりますが、
一般的には80℃連続使用で強度が半減する期間は約500日〜700日です。

なお、エステルタイプのウレタンフォームは、
エーテルタイプのウレタンフォームに比べて耐湿熱性(高温・高湿条件下での耐久性)が劣ります。

;一般に有機材料の引火点は230〜390℃、発火点は230〜530℃位ですが、軟質ウレタンフォームの引火点は310℃、発火点は416℃です。低燃焼性ウレタンフォームについても一般のウレタンフォームとほぼ同程度。